【刈谷市 平成16年建立 8寸角石塔 いづか式追加彫り工事～サオ石 引取り～】

刈谷市内お寺墓地にて平成16年建立8寸角石塔

いづか式追加彫り工事　サオ石の引取りをしました。

 

作業の様子は以下の通りです。

 

 

 

 

 

クローラー(運搬機)で丁寧に作業をさせていただきました。

クローラーはリフト機能がありますので丁寧な作業を可能にします。

サオ石は工場で《深彫り仕上げで刻字》させていただきます。

 

❑現場彫りと工場彫りの違いついて

 

よく現場彫りに関してお客様から質問をいただくこともございますが、

現場彫りって、お客様にとってのメリットは、残念ですが全く無いです(-_-;)

 

『現場彫りのデメリット』

 

①お墓の免震工事が出来ない

→現場で彫ってしまうので、免震工事は当然出来ません。

　メンテナンス面に不安が残ってしまいます。

　また免震施工済のお墓なら現場彫りでも良いのか？と言っても

　ボンドや免震マットを交換する事で免震効果も上がりますので

　できれば、免震施工済のお墓でも引取り、免震施工をする方がベターです。

　ボンド施工のお墓でも、道具と知識があれば取り外せます！

　職人さんによっては取り外す事が難しいと判断してしまう方もいますが、、、

 

②コンプレッサーの圧力が低い

→工場で使っているコンプレッサーとは圧力に大きな

　違いがあります。

　現場彫りの場合は車(軽)に載る程度のコンプレッサーとなります。

　工場のコンプレッサーの方が当然、大きいので彫りも丁寧です。

　また工場のほうが、環境が良いのは言わずもがなです！

 

③金剛砂がお墓に付着する可能性が大

→お墓の文字を彫るには、金剛砂を使います。

　硬く、軽い性質を持つ砂なので現場でかなり舞ってしまいます。

　身体に良いものではありません。

　花立の裏などに付着してしまう事も多いです。

 

以上が簡単にご説明出来る範囲のデメリットです。

 

 

『どうして、お客様に現場彫りを勧めるのか？について』

 

おそらく、石材店の人手不足やクレーン車やカニクレーン、クローラー

などの道具が無い石材店が主に勧めているのかと推測します。

現場彫り専門の下請けに出しているケースがほとんどではないでしょうか？

 

当店は上記の理由から、現場彫りを積極的にオススメしません！

当然、大きすぎて持ち出せないお墓や、お客様がどうしても現場彫りでは

ないと困るとおっしゃられる時は別ですが、

基本的には、工場で刻字致します！

 

本日(2022/2/９)サオ石を引取らせていただきました！

工場で丁寧に刻字させていただきますね(^-^)

 

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